INC2020 April 最終39位構築
こんにちは
あら(@arapoke_as)と申します。
今回は先日行われた、 2020 International Challenge April マスターカテゴリで最終39位になった構築を(簡単に)ご紹介したいと思います。
最高最終レートは1831(34-9)で、本来の予選通過ラインである30位圏内(某ウイルス許せねえ...)には入れなかったので個人的には悔しい結果となりましたが、一応記念として構築記事を残しておこうと思います。
ちなみに八世代初記事です。(去年のWCS記事以来)
(宣伝)
正直はてなブログの使い方忘れてしまったので、短めにまとめます。すいません。
構築概要
2月のINCでカ・エールさん(@hirosipoke)がサマヨールミロカロスナットレイの並びで結果を残していたのを拝見し、その構築をベースとして自分なりのアレンジを加えていこうと考えたのが出発点です。
(問題があればリンク消します)
とはいえ理想的な構築を論理的に始めから組むことは苦手なので、ランクマッチを通して試行錯誤を何度も繰り返し、構築完成に至りました。
個別紹介
ミロカロス@食べ残し
勝ち気
202(252)-×-100(4)-167(252)↑-145-77↓ ※最遅
濁流 冷B マッドショット 守る
基本的には初手にサマヨールと共に繰り出し、ダイマックス+トリックルームからの展開を狙っていく。
カ・エールさんの構築では「命の珠」を持っていたが、後述のドラパルトに持たせたいのと、ダイアース等で能力を上げて盤面に居座りたいときに有用である事から、「食べ残し」の採用に至った。
サマヨール@進化の輝石
お見通し
147(252)-×-178(92)↑-×-171(164)-27↓ ※最遅
調整も技も完全にぱくり。
「手助け」や「サイドチェンジ」を一時的に採用したことも有ったが、この4つの技よりも優先度が高いとは思えなかったため、結局この技構成に落ち着いた。特に有用に感じたのは黒い霧で、この技のおかげで「弱点保険」に対する立ち回りの幅が広がったと思う。一方「痛み分け」はサマヨールの体力を管理する上で強力に作用したが、ナットレイがトリックルーム下で動けるターンを制限する事にも繋がるので、使用するタイミングが難しかった。
また、最早言うまでもないかもしれないが、「お見通し」という特性はアイテムが多様化しがちな現環境においてとても強力だった。
ナットレイ@拘り鉢巻
鉄の棘
181(252)-160(252)↑-152(4)-×-136-22↓ ※最遅
ジャイロボール パワーウィップ 種爆弾 地ならし
対ミロカロスや対水ロトムを考えた時に瞬間高火力が欲しくなったため、鉢巻アタッカーとして採用。とぐろをまく1積みミロカロス程度であれば、余程Bに厚く降ってない限りはワンパンできる(少なくともINCでは全部ワンパン出来た)。
地味に地ならしの存在が大きく、ウインディ絡みのサイクルを崩したり、サイチェン択を減らす事が出来た。(ダイアースでシャンデラ一回破壊した)。
ドラパルト@命の珠
163-×↓-96(4)-152(252)-95-194(252)↑
竜星群 シャドーボール 雷 守る
単純なアタッカーとしての採用ではなく、リザ(晴れ)構築への解答という明確な役割
を持たせた上で採用した。
雷媒体のダイサンダー(手助け込み)で無振りダイマックスリザードンを高乱数で落とせる上、キョダイゴクエンを含む炎技を半減で受ける事が出来るため、対晴れ構築に関しては比較的安定して戦う事が出来たと思う。
ダイマックス前提で選出する事が殆どだったが、非ダイマ後発アタッカーとして選出する事も稀にあった。(地味にミロカロスの雨と雷が相性良い)
トゲキッス@リリバのみ
きょううん
192(252)-63↓-127(92)-141(4)-169(148)↑-102(12)
主にドラパルトのサポートとして採用した。
努力値は珠鉄拳ローブシンの雷パンチ+マッハパンチ耐えまでB振り、残り大体D振り。
神速は襷つぶし用に入れたけどまあまあ強かった。でも他の技でも良かったとは思う。
リリバはそこまで活きなかったので、オボンとかで良かったかな。。
ガオガエン@バンジのみ
威嚇
202(252)-136(4)-110-×-156(252)↑-58↓ ※最遅
炎枠、威嚇枠が欲しかったので、補完として採用。
威嚇による味方の物理耐性の付与、炎悪の打点、素の耐久の高さ等、強力な要素は多いものの、7世代の様に圧倒的な性能という訳ではなかった。
威嚇が弱体化した上に環境的にも逆風であり、適当に構築に入れて良いポケモンではない事が分かった。
バークアウト、捨て台詞は弱点保険ドラパルトやミロカロスを考慮すると非常に打ちづらいため、採用には至らなかった。
巷では鉄壁ボディプレスナットレイが増えている様なので、今使うならフレドラの枠をオバヒ、放射に変えても良いかもしれない。
最後に
上位30位に入れなかった敗因としては、ボーダーを読み外した事が大きかったと思います。最終日深夜2時頃に順位を確認した時には10位くらいだったと記憶していますが(うろ覚え)、翌日起きて蓋を開けてみれば余裕で30位圏外になっていて驚きました。
マッチング相手のレートに関係なく、おそらくあと一勝していれば抜けていたので、結果論ではありますが、もう一戦しておけば良かったと少し後悔しています。また、8世代の大会においては時間ぎりぎり(9時)まで自分の順位を確認し続ける事が重要だと感じました。次回からは気をつけようと思います。
とはいえ、どうやら5月のINCで抜けたとしても(来年の)JCS参加権は得られない様で、次本気で取り組むべき大会はいつになるのだろう...
最近は大学院の勉強が厳しく、ポモチベも割と地の底なのでしばらくガラルダブルからは離れると思います。
仲間大会とかあれば参加するかも
ここまで読んで頂きありがとうございました!
WCS2019 10連勝構築 ガリレオ式オーガレック
↓QRパーティ
はじめに
こんにちは
あら(@arapoke_as)と申します。
先日ワシントンDCで開催されたWCS2019(World Champion Ships 2019)のゲーム部門(VGC)の方に参加してきました。その際使用した構築をご紹介したいと思います。
day1は7-0全勝、day2は3-4落ちでトップカットには残れませんでしたが、day1day2を通して10連勝出来た上、世界40位という結果を得ることが出来ました。
また、JCSオンライン予選、PJCSから大筋の並びは殆ど変えていないので、JCSで使った構築もここでまとめてご紹介いたします。
目次
戦績
PJCSオンライン予選
メインロム(TN:あら)は30-11で最高1803、最終1728
サブロム(TN:EAGLE★JUMP)は30-6で最高最終共に1822
(↑途中から記録を取り始めたため、メインロムの最初の方のデータはないです)
PJCSライブ大会
4-3 33位
day1出場権獲得
WCS
day1 7-0
1.×○○ オーガレック
2.○×○ グラゼルネ
3.○×○ イベルオーガ
4.○○ グラゼルネ
5.○○ オーガゼルネ
6.○○ ルナレック
7.○○ 日ネクロレック
day2 3-4
1.○×○ 日ネクログラ
2.○○ ルナグラ
3.○○ オーガレック
4.×○× グラゼルネ(配信席)
5.×× グラゼルネ
6.×○× ルナオーガ
7.×× レックソルガレオ
という戦績で、day1は世界最速で突破したもののday2のトップカットに残る事は出来ませんでした。
ちなみにday2のはじめに3連勝したので、day1とday2を通して10連勝したことになります。(その後4連敗...)
構築の流れ
手に馴染んでいるオーガレックを使う事からスタート。取り巻きとして、経験上強い事が分かっているガオガエン、カプ・コケコ、耐久水@1で組む事に。
↓参考用過去記事
PJCSオンライン予選では、バークアウトによって対ルナアーラ性能も高く、追い風によるS操作も出来るスイクンを選択し、@1の枠には対ゼルネアス、レックウザに対してそれなりに働く事が出来るツンデツンデを採用していた。
無事オンライン予選は突破出来たものの、大地の力レックウザの増加に伴うツンデツンデの出しづらさを考慮し、PJCSライブ大会ではゼルネレックにより強い(と考えていた)HDテッカグヤに変更。
結果として4-3でギリ抜けたものの、ほぼぶっつけ本番で臨んだこともありテッカグヤの立ち回りをよく理解しておらず、トップカットには残る事が出来ず...
また、WCSday1に臨む上で、このままだと催眠が絡んだギミック構築に対してほぼ無力であると感じたため、スイクン、テッカグヤの枠を他のポケモンに変更する事に。
耐久水の枠には、対催眠(特にドーブル)を考える上でフィールドを取る必要があり、またBO3において選出パターンに幅を持たせる事が出来る、ピンチベリーカプ・レヒレを採用。
また、@1の枠として、ツンデツンデやテッカグヤに近い役割を果たしつつ特性「ばけのかわ」による確実な行動保証が得られるミミッキュを採用。
ここまでで並びとしては完成。
最後にカイオーガの潮吹きの枠を雷にして完成。
個別紹介
カイオーガ
道具:あいいろのたま
特性:はじまりのうみ
性格:ひかえめ
207(252)-139↓-131(164)-227(52)↑-183(20)-113(20)
構築の要であり、基本的にこいつの攻撃回数が勝敗に直結する。耐久に寄せることで、相手の攻撃を耐えてから切り替えすことが可能となり、ボーマンダやグラードン、ルナアーラ相手にも強気に行動する事ができる。
技構成に関しては、体力が削れてても相手に負担をかけられる「こんげんのはどう」、レックウザやボーマンダを意識し「れいとうビーム」、詰めの場面で使う「まもる」は確定で、@1に関しては命中安定の「しおふき」か「かみなり」の選択だったが、ミラーマッチの際にカイオーガへの打点が重要になってくることや、相手のカプ・レヒレの処理を考慮し、「かみなり」を採用。実際、環境に遅いカプ・レヒレが増えていたこともあり、こちらのカプ・レヒレの「しぜんのいかり」と「かみなり」を合わせて強引に落としにいけるのが強かった。
プレイングにおいては、できる限り「まもる」を選択しないようにすることを意識した(特に序盤)。というか、まもるを強いられた時点でとても厳しいので、そういう盤面にしないように立ち回った。
ダメージ計算(参考)
★攻撃面
VS H252ゲンシカイオーガ
攻: カイオーガ[原始] Lv.50
防: カイオーガ[原始] Lv.50
ダメージ: 106〜126
割合: 51.2%〜60.8%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 158〜188
割合: 76.3%〜90.8%
補正: (ダメージ補正なし)
技: かみなり
威力: 110
タイプ: でんき/特殊
特攻: 227+
特防: 180
最大HP: 207
天候: つよいあめ
相性: ×2
VS HD特化カプ・レヒレ
防: カプ・レヒレ Lv.50
ダメージ: 94〜112
割合: 53.4%〜63.6%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 142〜168
割合: 80.6%〜95.4%
補正: (ダメージ補正なし)
威力: 110
タイプ: でんき/特殊
特攻: 227+
特防: 200+
最大HP: 176
天候: つよいあめ
相性: ×2
防: カイオーガ[原始] Lv.50
ダメージ: 156〜185
割合: 75.3%〜89.3%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 234〜277
割合: 113%〜133.8%
補正: [命玉]
VS 無補正A252振りレックウザ(威嚇込み)
VS A252振りメガボーマンダ
攻: メガボーマンダ Lv.50
防: カイオーガ[原始] Lv.50
ダメージ: 123〜145
割合: 59.4%〜70%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 184〜217
割合: 88.8%〜104.8%
補正: (ダメージ補正なし)
技: すてみタックル
威力: 144 [空スキン]
タイプ: ひこう*/物理
攻撃: 197
防御: 131
最大HP: 207
天候: つよいあめ
相性: ×1
レックウザ
道具:きあいのタスキ
特性:エアロック⇒デルタストリーム
性格:いじっぱり
メガ前181(4)-222(252)↑-110-×↓-110-147(252)
メガ後181(4)-255(252)↑-120-×↓-120-167(252)
意地襷レックウザ。
意地っ張りにすることで、耐久に振っていないカプ・コケコを+2神速で落とすことが可能になる。
最速を取らない事で最速レックウザに上を取られる他、最速100族と同速対決を仕掛けなければならないデメリットが発生するが、最速レックウザの「ガリョウテンセイ」を襷で受けた後に下からこちらの「ガリョウテンセイ」で落としにいく動きが単純に強力なので、素早さを落とすメリットもそれなりに感じた。また、エアロックの特性順で型判別が可能になるメリットも大きかった。
また、環境にHDレックウザが増えていたこともあり、明らかに過剰な火力を襷で無理やり受けることも多かった。その他、グラゼルネ相手にする際にジオコン後のゼルネの前に無理やり繰り出せることが大きな利点になるため、このアイテムで正解だったと思う。
ダメージ計算
★攻撃面
VS H4振りコケコ
攻: メガレックウザ Lv.50
防: カプ・コケコ Lv.50
ダメージ: 146〜172
割合: 100%〜117.8%
回数: 確定1発
急所ダメージ: 219〜258
割合: 150%〜176.7%
補正: (ダメージ補正なし)
技: しんそく
威力: 80
タイプ: ノーマル/物理
攻撃: 510+ [ラ]
防御: 105
最大HP: 146
天候: らんきりゅう
相性: ×1
カプ・レヒレ
道具:イアのみ
特性:ミストメイカー
性格:おだやか
176(244)-72↓-135-115-187(156)↑-119(108)
カミツルギゼルネアスのような初手を想定し、素早さを「こごえるかぜ」一回で最速カミツルギを抜けるまで上げた。
あとはHPを4n調整し、残りをDに振った。
若干耐久は不安だが、ゼルネアスの+2ムンフォは大体耐える。
技構成に関しては、この構築ならこれ以外ないと思う。
ダメージ計算(参考)
★攻撃面
VS 耐久無振りグラードン
防: グラードン[原始] Lv.50
ダメージ: 192〜228
割合: 109.7%〜130.2%
回数: 確定1発
急所ダメージ: 288〜340
割合: 164.5%〜194.2%
補正: (ダメージ補正なし)
威力: 80
タイプ: みず*/特殊
特攻: 115
特防: 110
最大HP: 175
天候: (ふつう)
相性: ×4
★防御面
VS 控え目C252振りゼルネアス
攻: ゼルネアス Lv.50
防: カプ・レヒレ Lv.50
ダメージ: 153〜181
割合: 86.4%〜102.2%
回数: 乱数1発 (18.8%)
急所ダメージ: 229〜271
割合: 129.3%〜153.1%
補正: (ダメージ補正なし)
技: ムーンフォース
威力: 126 [妖オーラ?]
タイプ: フェアリー*/特殊
特攻: 402+ [ラ]
特防: 187+
最大HP: 177
天候: (ふつう)
相性: ×1
VS 臆病C252振りゼルネアス
攻: ゼルネアス Lv.50
防: カプ・レヒレ Lv.50
ダメージ: 139〜165
割合: 78.5%〜93.2%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 210〜247
割合: 118.6%〜139.5%
補正: (ダメージ補正なし)
技: ムーンフォース
威力: 126 [妖オーラ?]
タイプ: フェアリー*/特殊
特攻: 366 [ラ]
特防: 187+
最大HP: 177
天候: (ふつう)
相性: ×1
ガオガエン
道具:バンジのみ
特性:いかく
性格:しんちょう
201(244)-135-110-×↓-154(236)↑-84(28)
この構築で唯一ルナアーラ耐性があり、相手の構築によってはこのポケモンの生存が勝負を分けることがあるため、想像以上に慎重に扱わなくてはいけない。
道具に関しては、体力最大の状態でゲンシグラードンの「だんがいのつるぎ」を受け、きのみを食べる動きが強そうだと感じたためピンチベリーを持たせている。実際、とつげきチョッキなら勝てた試合は少なかった(存在はしているが)ため、この選択で良かったと思う。
技構成に関して特筆すべき点はないが、「バークアウト」の枠はルナアーラへの処理速度を考え「DDラリアット」でも良かったかもしれない。一応バークアウトを採用することで、対身代わりゲンガーが非常に安定する。(WCSではマッチしなかったが)
また、素早さに少し降ることで詰めの場面で相手のガオガエンに「ねこだまし」を打つことが出来たり、ガエンがかち合った際にS判別することでガオガエンzを警戒できるメリットが存在するが、耐久を重視し生意気HDでも問題なかったかもしれない
ミミッキュ
道具:ミミッキュz
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
131(4)-156(252)↑-100-×↓-125-148(252)
じゃれつく かげうち トリックルーム 守る
特性のおかげで、ジオコン前後問わずゼルネアスに対して強く、ミミッキュzとトリルの択を押し付けることが出来る。さらに「ねこだまし」を無効化することが出来るのが非常に強力。
努力値に関しては、非トリックルーム下で上からゼルネアスに「ぽかぼかフレンドタイム」を選択する場面を考慮し、準速にしてある。また、z+「かげうち」のダメージが重要になってくる場面も多いため、火力は特化。
ダメージ計算(参考)
★攻撃面
VS: 耐久無振りゼルネアス
攻: ミミッキュ Lv.50
防: ゼルネアス Lv.50
ダメージ: 193〜228
割合: 96%〜113.4%
回数: 乱数1発 (75%)
急所ダメージ: 289〜342
割合: 143.7%〜170.1%
補正: (ダメージ補正なし)
技: じゃれつく[Z]
威力: 252 [妖オーラ?]
タイプ: フェアリー*/物理
攻撃: 156+
防御: 115
最大HP: 201
天候: (ふつう)
相性: ×1
攻: ミミッキュ Lv.50
防: ゼルネアス Lv.50
ダメージ: 31〜37
割合: 15.4%〜18.4%
回数: 乱数6発
急所ダメージ: 46〜55
割合: 22.8%〜27.3%
補正: (ダメージ補正なし)
技: かげうち
威力: 40
タイプ: ゴースト*/物理
攻撃: 156+
防御: 115
最大HP: 201
天候: (ふつう)
相性: ×1
カプ・コケコ
道具:フェアリーz
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
146(4)-×↓-105-147(252)-95-200(252)↑
オーガレックにありがちなフェアリーzコケコ。
この構築は全体的に素早さが遅いので、レックウザやウルトラネクロズマ等に上から殴れる希少な人材。
オーガの隣にいるときに、ボルチェンからレヒレ、レック、ガエンを投げる動きがめちゃつよだった(小並感)。
Bo3の1戦目から出すことはほぼないため選出回数は決して多くはなかったが、2戦目か3戦目に出した試合は大体拾えていたので、採用してよかったと思う。
ちなみに、D4振りではなくH4振りにすることでカプ・コケコのマジカルシャインzの乱数が少しずれるほか、「しぜんのいかり」を受けた時にピンチベリーを匂わすことができる。
ダメージ計算
★攻撃面
VS H4振りコケコ
攻: カプ・コケコ Lv.50
防: カプ・コケコ Lv.50
ダメージ: 139〜165
割合: 95.2%〜113%
回数: 乱数1発 (68.8%)
急所ダメージ: 210〜247
割合: 143.8%〜169.1%
補正: (ダメージ補正なし)
技: マジカルシャイン[Z]
威力: 160
タイプ: フェアリー*/特殊
特攻: 147
特防: 95
最大HP: 146
天候: らんきりゅう
相性: ×1
おまけ:WCS前に使っていた個体紹介
オンライン大会で使用
ガオガエン
道具:とつげきチョッキ
特性:いかく
性格:いじっぱり
201(244)-148↑-110-×↓-140(236)-84(28)
ツンデツンデ
道具:カクトウz
特性:ビーストブースト
性格:ゆうかん
167(244)-201(252)↑-231-×↓-123(12)-16
(s個体値0)
JCSライブ大会で使用
テッカグヤ
道具:オボンのみ
特性:ビーストブースト
性格:しんちょう
204(252)-121-123-×↓-168(252)-82(4)
選出等
選出
「この手の構築にはこれ!」みたいな絶対的な選出は決めず、基本的にその場で考えてました。特にBO3の2戦目、3戦目以降は1戦目得られた情報を基に、殆ど選出を変えていたと思います(1戦目の勝敗に関わらず)。
ただ、相手のパーティによって一応選出の傾向のようなものはあるのでここに書いておきます。(ついでに主観パーティ相性も)
記号
◎:有利
〇:微有利
ー:有利不利つかない
△:微不利
× :不利
VS グラゼルネ ◎
パターン①
初手
レヒレ オーガ
裏
レック ミミッキュorガエン
パターン②
初手
裏
オーガ レック
VS オーガレック 〇
パターン①
初手
コケコ レック
裏
パターン②
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエンorミミッキュ
VS ゼルネレック ー
パターン①
初手
ガエン ミミッキュ
裏
レック オーガ
パターン②
初手
レック レヒレ
裏
オーガ ガエン
VS ルナオーガ △
パターン①
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエン
パターン②
初手
オーガ ガエン
裏
レック レヒレ
VS ルナアーラグラードン ー
パターン①
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエン
パターン②
初手
オーガ ガエン
裏
レック レヒレ
パターン③
初手
オーガ レック
裏
レヒレ ガエン
VS グラードン日ネクロ ◎
パターン①
初手
オーガ コケコ
裏
レック レヒレorガエン
パターン②
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエン
VS イベルオーガ ◎
パターン①
初手
レック レヒレ
裏
オーガ ミミッキュorガエン
パターン②
初手
レック コケコ
裏
VS レックウザソルガレオ ×
パターン①
初手
オーガ コケコ
裏
レック レヒレorガエン
パターン②
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエンorコケコ
VS グラードンソルガレオ ×
パターン①
初手
オーガ コケコ
裏
レック レヒレorガエン
パターン②
初手
オーガ レヒレ
裏
レック ガエン
大体こんな感じだと思います。
多分何かが抜けているけど許してください..
きつい構築
一見ゼルネアスが刺さっているように見えますが(結構な人に言われた)、実際には立ち回りである程度カバーできるためどうにかなります。一方で本当に厳しいのはソルガレオ、ルナアーラ入りの構築で、特にソルガレオレヒレみたいな並びはほぼ無理....
感想・反省
1からほぼ一人で作り上げた構築でWCSday2まで行けたことはとても自信になったし、WCSという大舞台での緊張感のある対戦はいい経験になったと思います。
反省点は、配信卓3戦目でのプレイングミスを引きずり、後の試合に影響を及ぼしてしまった事です。
これは完全に自分のメンタルの弱さが出てしまっていて、あと2戦勝てていればトップカットに残れていただけに、非常に悔しい思いが残っています。実際、冷静にプレイ出来ていれば拾えていたであろう試合もあったので、精神面の重要さを改めて感じました。
WCSイベント全体としては、本当に楽しすぎました。これ絶対行ったほうがいい。
世界各国から来た強豪との対戦・交流も、サイドイベント独特の賑やかさも最高でした。特に、生のWCS決勝戦は迫力がすごかったです。。。(てかBGMが最高)
殆どダブルバトル初心者同然だった僕でも一年ほど努力してここまで来れたので、シングル勢の皆さんもポケモンやめた人も、来年は心機一転ガラルダブル一緒に頑張りましょう。
長くなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます。
QRパーティのリンクも記事上部に貼ってあるので、是非使ってみてください。
何か質問や間違い等ありましたら、@arapoke_as にご連絡ください。
最後に、
・構築相談に乗ってくれたpokerikadai員
・初対面にも関わらず現地で交流させて頂いた日本人の皆様
・対戦していただいた各国の方々
・リプライ等で応援していただいた皆様
本当にありがとうございました。
また来年ロンドンで会いましょう!お疲れ様でした!!
おわり
部内戦(身長ダブル)構築メモ
先日(2019年6月22日)に行われた、ぽけ理科大の部内戦の構築をメモ程度に残しておきます(完全に自分用)。
ルールは「身長ダブル」詳しくは以下のリンクを参照
要は自分の身長と同じ高さのポケモンを使ったダブルバトルです。
自分は大体1.7mなので高さ1.7mのポケモンを使うことに....
使えるポケモン見たところ猫打てるポケモンもフィールドとれるポケモンもおらず、おとなしくリザy始動の晴れ構築を組むことにしました。
構築
猛火→日照り
153-×↓-98-177(252)↑-106(4)-152(252)
→153-×↓-98-232(252)↑-136(4)-152(252)
熱風 炎の誓い エアスラ 守る
備考:
ジャラランガ意識で控えめc特化
バクフーン@拘りスカーフ
貰い火
153-×↓-99(4)-177(252)↑-106(4)-152(252)
噴火 熱風 オバヒ 気合い玉
備考:
・基本的に炎技しか打たないが、一応ヒードラン意識の気合い玉採用
・数値がリザードンと全く同じでビビる
ウツボット@ミクルのみ
156(4)-172(252)↑-85-×↓-90-122(252)
毒突き 自然の恵み アンコール 守る
備考
・晴れエースになりたかったポケモン
・ミクル自然の恵みは威力100の岩タイプ物理技に化ける(リザ意識)(弱い)
ボルケニオン@マゴのみ
貯水
187(252)-×↓-140-200(252)↑-110-91(4)
スチームバースト 熱風 大地の力 守る
備考
・晴れエースをとめるポケモン
・初めて使ったけど数値高くて普通に全ダで使いたくなった
プレッシャー
125-232(252)-40-201(4)-36↓-222(252)↑
サイコブースト 馬鹿力 神速 みきり
備考
・†みきり†デオキシス(ポケモンレンジャー光の軌跡限定)守るは甘え
・↑コメパンないのばれるの弱くね?
ジュカイン@気合いの襷
軽業
146(4)-×↓-94-157(252)-105-189(252)↑
草の誓い がむしゃら ファストガード みきり
備考
・ファスガで猫止めたかったので採用
・こいつのせいでウツボカズラとデオキシリボ核酸が襷持てなかった。訴訟
・@軽業ジュカイン貸してくれたサークル員 ありがとう
結果・感想
・確か9人くらい集まって、結果は5-4とかだったと思う。前日深夜に構築組んだ割に勝ち越せました。(めっちゃ運勝ちしたけど)
・事前に考えていたとおり、1.6m帯が最強ぽけだった。(ジャラジャラジャラ~~~)
・ミクルのみ自然の力はほぼ刺さらなかったので、おとなしく襷かzで良かった。(粉未完)
次回の部内戦はもうちょい考察したいですね
終わり
トリックホリック使用構築
最高1764
最終1747
106位でした。
メモ程度に書いておきます。
使用構築
陽気AS
ダークライ@ゴーストz
臆病CS
悪の波動 シャドーボール 不意打ち 悪巧み
アーゴヨン@ドラゴンz
臆病CS
竜星群 ヘドロウェーブ 大文字 悪巧み
意地Hab
じゃれつく かげうち 剣の舞 呪い
ヒートロトム@光の粘土
臆病HS
オーバーヒート 放電 ひかりのかべ リフレクター
ウツロイド@命の珠
臆病CS
ヘドロウェーブ パワージェム めざめるパワー(氷) ステルスロック
感想
壁、ステロを絡めながら、積みポケで全抜きを狙おうと思った。
実際回してみると、ロトムとウツロイドを選出しない場合も多く、マーシャドー、ミミッキュで物理受け(ドヒドイデ等)を呼んで、アーゴヨン、ダークライで起点にしていく動きが単純に強かった。
特にアーゴヨンは受けられるポケモンがこのルールにほぼ存在しない為、非常に通った印象。
ただ、その動きに気付くのが遅く1800に載せられなかったのが悔しい。
面白いルールなのでまたいつかやりたいですね。
一応QRあげておきます。(いずれ消します)
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-0914-4E52#step
wcs2019ウルトラシリーズ 信用可能メガルカリオ
ちょっと前にふと思いついたメガルカリオの調整を備忘録として記事にしておきます。
ルールはWCS2019ウルトラシリーズ仕様です。
精神力(推奨)→適応力
メガ前:145-146(124)-90-×↓-118(220)-144(164)↑
メガ後:145-181(124)-108-×↓-118(220)-168(164)↑
a:威嚇入ってもh252振りガオガエンをインファで確定1
d:特化ゼルネアスのムーンフォース耐え
s:最速100族抜き
確定技:インファイト
候補技:コメットパンチ、バレットパンチ、この指とまれ、ファストフード、守る(見切り)
今回の調整コンセプトは安定感の上昇です。
不意のスカーフゼルネアスの奇襲で倒されないラインまでdに振り、最低限の火力と素早さラインを確保しました。
wcs2019ウルトラシリーズでは素早さ種族値101~112の間にほぼポケモンが存在しておらず(※)、素早さを落としてもそこまで問題ないという判断です。
(※カミツルギは抜かれてても基本有利。メガルカリオミラー?知らん)
GSルールを普段やらないような人からしたらルカリオにそもそもダブル適正があるのか謎に見えるかもしれませんが、こいつは案外ポテンシャルを持ってます。
特筆すべきはその火力で、ガオガエンやらゼルネアスやらが跋扈しているGS環境においては鋼と格闘の物理打点は貴重です。
10回対戦したら8、9回はガオガエン入りのptに当たるような環境で、ガオガエン上から一発で仕留められるのは大きくないですか?
入れる構築ですが、ルナアーラゼルネアスと組ませると強そうです。
割と思いつきで作った調整なので、もし使ってくれたら僕(@arapoke_as)に使用感とか教えてくれると嬉しいです。
おわり
第43回伝説厨オフ 準優勝構築 真・オーガレック蛙
こんにちは
今回は最近使っていた、wcs2019ウルトラシリーズの構築をご紹介します。
実績は
オフライン:
・第43回伝説厨オフ準優勝
・Aero Blast Cup ベスト8
オンライン:
・第1回あらカップ1位
・DAI cup 4位
です。
それぞれ規模はまちまちなので一概に比較は出来ませんが、全体的には割と好成績を納められたと思います。
目次
1.構築の経緯
2.個別紹介
3.あとがき
構築の経緯
これまで使い慣れていたオーガレックの並びから構築は出発。
取り巻きとして「カプ・コケコ」、「ガオガエン」、「スイクン」が強い事が経験上分かっていたため、彼らのアイテムと努力値配分、及び@1に入る枠を探すことに....
なお、構築を作るにあたって自分の過去の構築を結構参考にした。↓参照
そして課題の解決
その1、アイテムと努力値について
これは結構すんなりと決まった。と言っても過去の構築からの流用が多いけど。
ただレックウザの性格、ガオガエンの配分、コケコのアイテム等はより環境に合ったものに変更した。
その2、@1の枠について
過去の構築ではランドロスにしているが、これだと構築全体として素早さが足りず「カプ・コケコ」とか、「カプ・テテフ」+「ウルトラネクロズマ」、「ミュウツー」のような上から叩いてくる様な構築にぼこされる.....
あとメガゲンガーで盤面ロックしてくるやつもうざい.....
コケコ、ツルギとか速いアタッカーもつらめ....
ここで注目したのが特性「すいすい」である。
すいすい+お先にどうぞ+潮吹きで相手より先にカイオーガが動けたら強そう。
すいすいとお先にどうぞを両立出来るポケモンはただ一匹....
こいつである。
ランドロスが抜けたことで出来た電気の一貫はどうにかなりそうだし丁度良い。
一応ガマゲロゲを組み込んだPTは過去に使っているが、その時は強みを活かし切れなかった
過去の記事↓
個別紹介
カイオーガ@あいいろのたま
207(252)-×↓-131(164)-227(52)↑-183(20)-113(20)
根源の波動 潮吹き れいとうビーム 守る
いつものHBに厚めのやつ。
耐久目安としては、襷レックウザのガリョウを威嚇込みで大体2耐え出来る位。
襷レックウザが増え、鉢巻レックウザが減ってきているように感じるので、HBに振り切る必要性は薄いと思っています。
レックウザ@気合いの襷
メガ前181(4)-222(252)↑-110-×↓-110-161(252)
メガ後181(4)-255(252)↑-120-×↓-120-183(252)
画竜点睛 神速 剣の舞 守る
意地襷レックウザ。
意地にしてある理由は+2神速で無振りカプ・コケコを確定で落とすため。
最速を取らない事でミラーで同速勝負を仕掛けられないのはデメリットだが、そんなに気にならなかった。
カプ・コケコ@フェアリーz
145-×↓-106(4)-147(252)-95-200(252)↑
ウルトラGSにありがちなフェアリーzコケコ。
レックウザやコケコに対しての強力な打点になり、相手の構築に避雷針が居るときも臆せずイベルタル等に攻撃出来るようになる優秀なアイテム。
ただコケコ対面の緊張感はやばいです。
コケコからコケコへのフェアリーzは75%の乱数
要は同速を制しつつ高乱数引けば一方的にアドが取れる....
出来ればコケコの処理ルートを別に作るのがベストですが、どうしようもないときはお祈りしながらボタンを押します。
ガオガエン@突撃チョッキ 威嚇
201(244)-148↑-110-×-↓140(236)-84(28)
いつもの強いポケモン。
素早さを追い風下で最速100族を抜ける実数値84まで振りました。(トリル下で最遅ディアルガ抜きも達成出来る)
残りは特化ゲンシカイオーガの雨根源の波動を確定で耐えられる位までHDに降りました。(特化ゲンシカイオーガなんて環境にいないと思うけど)
相手のPTにカイオーガがいるときに安易に猫だましとか打つと4にます。
大人しく蜻蛉返り押しましょう。
スイクン@イアのみ プレッシャー(伝説厨オフでは精神力)
207(252)-×↓-136(4)-125(116)-167(132)↑-106(4)
熱湯 バークアウト 追い風 吠える
調整内容は過去の記事参照↓
過去の構築の使い回し。
バクアとか威嚇で上手いこときのみ食えるように意識して立ち回れると強い。
実はオボンのみの方が使いやすいという説もある。
ガマゲロゲ@地面z すいすい
181(4)-×↓-95-137(252)-95-138(252)↑
大地の力 お先にどうぞ 凍える風 守る
最後に入ってきたポケモン。
こご風を入れられても雨下で最速カミツルギを抜きたいため最速安定。
お先にどうぞ+カイオーガで奇襲を狙うつもりだったが、思ったより手の内がばれてる事が多く過信はできない。
カプ・コケコやらメガゲンガー絡みの構築や、トリルしてくる日食ネクロズマ、ディアルガ入りには大分強く出られるが、耐久があまりにも貧弱。
慎重に動かしましょう。
あとがき
オーガレック構築は取り巻きをかえて色々試したが、個人的にはこの並びが一番しっくりきた。
とはいえ、水タイプが三体も居るためにカミツルギの処理が怪しかったり、対ゼルネアスが安定しないなど解決すべき課題はいくらでもある。
伝説厨の予選ではオーガレックミラーが頻発し、ゼルネアスと殆ど当たらなかったのは本当に運が良かった...
対戦していた頂いた方々ありがとうございました!!!
QRあげときます
ここまで読んでくれてありがとうございました!
質問等ある方はTwitter(@arapoke_as)まで
おわり